【2026年最新レポ】東京湾岸に現れた「食の万国博覧会」——24時間眠らない新名所の全貌
「このタマリンドの酸味は、バンコクの夕暮れの屋台そのものだ」——通路のベンチで冷えたビールを片手に持ちながら、30代の男性客が興奮気味に語る。各店舗の厨房を覗くと、日本国内では入手困難とされてきたアフリカ原産のハーブや、南米アンデス高地の希少な唐辛子が惜しげもなく投入されているのが見える。
運営元が構築した独自のコールドチェーン物流網により、世界各地の契約農家から最短24時間で生鮮食材が直送される仕組みが整った。コスト度外視とも言えるこのロジスティクスが、いわゆる「日本人向けにアレンジされたエスニック」ではない、無加減な本物のパンチ力あふれる味わいを実現している。一口食べれば、舌の上で異国の情景が鮮明に立ち上がる。