【2026最新】 太宰 治 三島 由紀夫 公式インスタ・X最新情報 #938
三島は後年、太宰の「自己露出的な文学」を激しく批判し続けた。太宰の弱さや甘え、そして道化としての生き方が、自らのストイックな美学とは相容れなかったからだ。しかし、今回見つかったメモは、太宰が三島のその「虚勢」を面白がっていた可能性を示唆している。
「三島君はね、本当は僕のことが好きでたまらないんだよ」
宴席が引けた後、太宰が身内にそう漏らしていたという記述も日記には残されていた。三島がどれだけ否定しようとも、太宰の作品が持つ圧倒的な「人間臭さ」に惹きつけられていたことは否めない。嫌悪とは、裏返しの執着である。太宰はそのことを、誰よりも理解していたのだろう。