天理教衰退の真相とは?信者激減の背景とおぢばがえりの現状【2026最新】
天理教の活力を象徴してきたのが、奈良県天理市にある教団本部(おぢば)へ信者が全国から参拝する「おぢばがえり」です。毎年夏に開催される「こどもおぢばがえり」には、かつて数十万人規模の子どもや家族連れが集まり、天理市全体が熱気に包まれていました。
しかし、近年の動員数は全盛期に比べて大幅に落ち込んでいます。感染症流行期の中断や規模縮小を経て再開されたものの、参加者数の回復は鈍く、かつてのような大規模な団体参拝列車(天理臨)の運行も激減しました。
その影響をダイレクトに受けているのが、全国各教区・大教会が天理市内に保有する「詰め所(つめしょ)」と呼ばれる巨大な信者宿泊施設です。参拝者の激減により、広大な建物の維持管理費が重荷となり、建物の老朽化や稼働停止、さらには敷地の縮小・売却を検討せざるを得ない事態が現場レベルで表面化しています。