大宮ほこすぎ橋の全貌:構造美と歴史が交差するさいたまの歩道橋
写真愛好家にとって、大宮ほこすぎ橋は絶好の被写体である。太陽の光線度合いによって表情を変える日中の姿もさることながら、真価を発揮するのは夜間だ。
日没とともに、アーチ部分に設置された照明灯が点灯する。暗闇のなかに浮かび上がる赤いアーチ構造。足元の通路を照らす柔らかいフットライト。下を通り抜ける列車のヘッドライトやテールランプが描く光の光跡と組み合わさることで、未来都市のような幻想的な長時間露光写真が撮影できる。
春には近くの公園に咲く桜との対比、夏には青々とした街路樹とのコントラスト、秋には黄葉した参道との調和、冬には澄み切った夜空に映えるライトアップ。四季折々の魅力がそこにはある。