点天の餃子はまずい?噂の真相とプロ直伝の焼き方・保存術を徹底検証
点天の真価を引き出すには、徹底した水分コントロールが不可欠です。薄皮ゆえに火の通りが極めて早く、一般的な餃子と同じ感覚で蒸らすと失敗します。公式の推奨手順と現場取材から導き出した「失敗しない黄金ステップ」を解説します。
まず、フライパンを強火で煙がうっすら立つ程度まで予熱し、サラダ油(大さじ1〜2程度)を全体にしっかりなじませます。一度火を弱め、点天の餃子のヒダ(耳)を上にして、隙間なく綺麗に並べていきます。このとき、餃子同士がぴったりくっついていても問題ありません。後から一体となって美しい羽状に剥がれます。
並べ終えたらすぐに強火に戻し、水または湯を約50〜80cc(フライパン底面が薄く覆われる程度)注ぎ、すばやくフタをして蒸し焼きにします。蒸し時間はわずか1分から1分30秒で十分です。ここでもたもたしていると皮のコシが失われます。
パチパチという甲高い音に変わったらフタを取り、残った水分を一気に飛ばします。水分が消えたら、鍋肌からごま油を小さじ1杯回し入れ、弱中火で焼き色を固定します。底面がきつね色の濃いグラデーションになり、フライ返しを入れた際にサクッと滑る感触があれば完成です。お皿をフライパンに被せて一気にひっくり返せば、黄金色の芸術的なパリパリ焼きが目の前に現れます。
また、点天は焼き餃子だけでなく「揚げ餃子」として調理すると異次元の美味しさを発揮します。170度から180度の油にそのまま投入し、きつね色になるまで約2分素揚げするだけです。皮がスナックのように極限までクリスピーになり、中のピリ辛ニラあんの香りが凝縮されます。ライムや山椒塩、黒胡椒を軽く振れば、高級バーのフィンガーフードにも引けを取らない最高峰の酒の肴になります。