ショートニングとは?体に悪い噂の真相と安全な選び方・代用法を徹底解説
ショートニング、バター、マーガリンは見た目こそ似ていますが、その成分構成と用途には決定的な違いが存在します。
まずバターは、牛乳から作られる動物性油脂です。約80%以上の乳脂肪分と約16%の水分を含み、芳醇なコクと豊かな香りが持ち味。お菓子に深い味わいをもたらす反面、水分が含まれるため、ショートニングほど極限のサクサク感を出すのは得意ではありません。
次にマーガリンは、植物油脂をベースに発酵乳や香料、食塩を加え、バターの風味を模して作られた加工品です。水分量はバターと同等の約16%で、パンに塗りやすい柔らかさが特徴となります。
対するショートニングは、水分や香料がほぼゼロの油脂100%。味わいや香りを足すのではなく、「食感を軽くする」「生地の膨らみを安定させる」という機能性に特化した油脂です。濃厚なコクを出したいときはバター、サクッとした軽快な歯ざわりを追求したいときはショートニングというように、目的に応じた使い分けがプロの現場でも徹底されています。