秒速の聖地と再開発が交差する参宮橋駅の魅力と隠れた極秘スポット
参宮橋駅のもう一つの顔は、広大な緑を湛える明治神宮への静かな玄関口としての役割だ。原宿駅や代々木駅から向かう参道が多くの観光客で賑わうのに対し、参宮橋駅側の西参道口からアプローチするルートは、都会の喧噪から完全に切り離された静寂に包まれている。
改札を出て西参道鳥居までは徒歩わずか5分足らず。一歩境内に足を踏み入れれば、深く生い茂る鎮守の森が都市の雑音を遮断し、心地よい木々のざわめきと鳥の声だけが耳に届く。朝の澄んだ空気の中で参拝を済ませたい地元住民や、静かに東京の歴史に触れたい旅人にとって、このアクセスルートは隠れた特等席といえる。