「ぶっ殺す」の覚悟とは?ジョジョプロシュート兄貴の名言を徹底解剖
原作者の荒木飛呂彦が紡ぎ出す世界観は、集英社の『週刊少年ジャンプ』という少年漫画の枠組みを大きく押し広げた。正義と邪悪の単純な二元論ではなく、それぞれの陣営が己の信念を掲げて命を散らす。ピカレスク的なダークファンタジーとしての魅力が凝縮されたのが、この第5部である。
プロシュートという存在は、敵役でありながら読者に「生き様」を見せつけた。安易な勧善懲悪に逃げず、悪側の覚悟にも容赦ないリアリティを与える。こうした表現の深みこそが、長年にわたり漫画・アニメ産業全体に多大な影響を与え続けている要因だろう。