広島カープのロゴに隠された秘密!Cマークの真相と歴代デザイン変遷
なぜチーム名は「カープ(鯉)」であり、チームカラーは「赤」なのか。そのデザインの根底には、広島の風土と歴史が深く息づいています。
カープのロゴの意味を探る上で外せないのが、広島という土地の歴史です。1949年の球団設立時、名称の公募によって「カープ」が選ばれました。その理由は主に3つ存在します。
第1に、広島城が古くから「鯉城(りじょう)」と呼ばれていたこと。第2に、市内を流れる太田川が鯉の名産地であったこと。そして第3に、中国の故事「登竜門」にあるように、激流を登りきった鯉が龍になるという出世の象徴であり、原爆の焦土から立ち上がる広島の復興のシンボルとしてふさわしかったことです。
カープの球団旗のデザインにも、その思想が反映されています。創設期の球団旗は、太田川の水や瀬戸内海を想起させる紺地をベースに、清らかな白と情熱の赤のラインを配し、中央に球団マークを据えたデザインでした。時代を経てベースカラーが赤へと移行した現在も、不屈の精神で滝を登る鯉の生命力と、平和への祈りがデザインの根幹に宿っています。