なぜコロナに何度もかかるのか?繰り返す感染の罠と後遺症の全貌

なぜコロナに何度もかかるのか?繰り返す感染の罠と後遺症の全貌の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

かつて政府の対策分科会で陣頭指揮を執った尾身茂氏をはじめとする感染症の重鎮たちは、社会全体の「慣れ」と「無防備さ」が招く長期的な損失を危惧している。感染症疫学の観点から見れば、社会が日常を取り戻す一方で、ウイルスの伝播力自体は何一つ弱まっていない。

厚生労働省が公表する定点把握データにおいても、季節を問わず数カ月周期で感染の波が押し寄せている実態が浮き彫りになっている。5類移行に伴い法的な行動制限が撤廃されたことで、社会的な接触機会は大幅に増加した。しかし、換気設備への投資や体調不良時の迅速な休養といった基本的な感染対策まで形骸化してしまった結果、ウイルスにとって「最も感染しやすい環境」が維持され続けている。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。