ロッテのガーナ板チョコ徹底解剖!内容量変化の真実と簡単レシピ
長年ガーナを愛好している消費者から度々指摘されるのが、「昔に比べて板チョコが薄くなった、小さくなったのではないか」という疑問です。この推移を過去の公式規格データから辿ると、かつて昭和〜平成初期には1枚あたり70g前後であった時代から、65g、58g、55gと段階的にシュリンク(縮小)し、現在は1枚50g(ホワイト等は45g)が標準規格となっています。
こうした内容量変化および近年の価格改定(値上げ)の背景には、国際的な一次産品市場における構造的な要因が存在します。最大の引き金となっているのが、西アフリカ地域(コートジボワールやガーナ)を襲った異常気象とカカオ樹の病害(天狗巣病など)による歴史的なカカオ豆の供給不足(いわゆるカカオショック)です。
国際カカオ機関(ICCO)の統計や市場データを見ても、カカオ先物価格は記録的な高水準で推移しており、これに加えて砂糖や乳原料の高騰、包装資材・物流エネルギーコストの上昇、円安の進行がメーカー各社の原価を直撃しました。ロッテをはじめとする製菓メーカー各社は、企業努力のみでのコスト吸収が困難となった結果、品質と風味の根幹を損なわないための苦渋の決断として、内容量の調整や出荷価格の改定を実施してきたという実情があります。