黒沢年男の現在と歩み!昭和の名作映画からヒット曲秘話の真相
彼の名を日本映画史に永遠に刻み込むことになった決定的名作が、1967年公開の超大作『日本のいちばん長い日』だ。終戦前夜、クーデターを主導して徹底抗戦を叫ぶ青年将校・畑中健二少佐役を熱演。血気にはやる若者の狂気、焦燥、そして純粋すぎる悲哀を見事に体現し、三船敏郎や志村喬といった錚々たる大御所俳優陣の中でも強烈なインパクトを残した。
この鬼気迫る演技でブルーリボン新人賞を受賞した彼は、一躍トップスターの座へ駆け上がる。その後も数々のアクション映画でスタントなしの体を張った立ち回りを披露し、タフガイとしての地位を不動のものにした。スクリーン越しに伝わる本物の汗と気迫は、観客の胸を激しく揺さぶり続けた。