魚の骨が喉に刺さったら?ご飯丸呑みが危険な理由と正しい対処法
Q1:魚の骨が刺さったまま数日間放置したら、自然に溶けてなくなりますか?
A1:人間の体液や唾液で魚の骨が短期間に溶けて消失することはありません。細い小骨であれば、嚥下運動や粘膜の新陳代謝によって自然に抜け落ちて胃へ流れるケースはありますが、太い骨は組織に留まり炎症や化膿を引き起こす危険があるため、放置は推奨されません。
Q2:耳鼻咽喉科で骨を抜いてもらう処置は痛いですか?
A2:目視できる浅い場所であれば、数秒で痛みもなく鉗子で除去できます。喉の奥深くにある場合は、鼻から局所麻酔のスプレーを噴霧した上で極細のファイバースコープを通して処置を行うため、多少の内視鏡特有の違和感はあるものの、強い激痛を伴うことは稀です。
Q3:病院に行く前に自分でピンセットを使って取るのはダメですか?
A3:口蓋扁桃(のどちんこのすぐ横)の表面に完全に見えており、手元が全く狂わない状況を除き、自己抜去は避けてください。暗い口腔内で金属製ピンセットを扱うと、周囲の血管や粘膜を深く傷つける事故が多発しています。
Q4:夜間に刺さってしまい耳鼻咽喉科が開いていません。救急車を呼んでもいいですか?
A4:呼吸困難、大量の出血、全身の激しいアレルギー症状などの生命危機がない限り、魚の骨の刺入単独で救急車を要請するのは適切ではありません。まずは自治体の救急医療電話相談(#7119等)にダイヤルし、当直の耳鼻咽喉科がある当番病院を案内してもらうか、翌朝の診療開始を待って受診してください。