名門Pl学園はなぜ激変した?野球部休部の真相と2026年の現在
大阪府富田林市の大寿台に広がる広大な敷地。かつて数千人規模の生徒や教職員、全国から集まる野球部員で熱気に満ちていた校舎周辺は、いま深い静寂に包まれています。PL学園高等学校の現在を象徴するのは、キャンパスの静けさと極端に減少した生徒数です。
学校法人PL学園が運営する教育組織は、かつて幼稚園、小学校、中学校、高等学校、衛生看護専門学校などを擁する大規模な総合学園でした。しかし、少子化と母体である教団の信者数減少の波が直撃。2009年には衛生看護専門学校が閉校し、2026年には系列のPL学園中学校が2026年度以降の生徒募集停止を発表して事実上の幕を下ろしました。
2026年現在、残されたPL学園高等学校も単学年ごとの生徒数はごく少数にとどまります。全盛期には1学年に数百名が在籍し、普通科に加えて理数科や国公立コースなどを設けて進学校としても名を馳せていましたが、現在は大幅に規模を縮小。敷地内の多くの校舎や運動施設は使われないまま維持管理される状態が続いています。かつて甲子園出場時にアルプススタンドを人文字で埋め尽くした教団信者や生徒たちの熱気は、今や遠い過去の記憶となっています。