電気保安協会の点検は拒否可能?費用無料の真相と詐欺の見分け方
自宅の郵便受けに投函される「電気点検のお知らせ」は、ランダムなセールスや怪しい勧誘ではありません。これは電気事業法第57条に定められた法定業務に基づき、一般家庭や商店などの低圧受電設備に対して行われる4年に1回以上の定期点検(漏電調査)の案内です。
普段、私たちが契約している電力会社(小売電気事業者)とは別に、電柱や送電線を管理する東京電力パワーグリッドや関西電力送配電といった一般送配電事業者が存在します。法律上、各家庭の電気設備が技術基準に適合しているかを調査する義務を負っているのはこの一般送配電事業者であり、その実務の委託先として広く知られているのが各地の電気保安協会です。
点検案内が届くのは、前回の調査から規定の周期である4年(地域や設備条件により異なる場合もあります)が経過したタイミングを迎えたためです。危険な兆候がないかを確かめる公的な安全確認の一環として実施されています。