藤本美貴のモー娘。時代を徹底解剖!電撃加入から脱退の真相と現在
藤本美貴のアイドル史における最大のターニングポイントは、2007年5月に訪れました。前リーダーである吉澤ひとみの卒業を受け、満を持してモーニング娘。第5代リーダーに就任。しかし、その就任からわずか数週間後、写真週刊誌『FRIDAY』によってお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春との岩盤浴デートがスクープされたのです。
当時、女性アイドルグループのトップが熱愛スキャンダルを起こすことは絶対的なタブーとされていました。報道各社の取材や本人が後に明かした手記・インタビューによると、事務所幹部から事実関係を問われた藤本は、一切の言い訳をせず交際を認めたといいます。事務所側からは交際を解消して活動を続ける選択肢も提示されましたが、彼女が選んだのは「嘘をついてファンを裏切ることも、自分の気持ちを偽ることもできない」という誠実かつ峻烈な道でした。
結果として、リーダー就任からわずか25日での電撃脱退(卒業コンサート等のセレモニーを行わない脱退扱い)が2007年6月1日に公式発表されました。グループの看板を背負うリーダーとしての責任と、1人の女性としての人生の選択。その狭間で彼女は、全責任を自ら引き受けてグループを去る道を選んだのです。