悪夢ばかり見るのは心身のSos?続く原因の真相と今日からできる予防策

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「連日悪夢ばかり見るのは一体なぜなのか」という疑問を解く鍵は、脳内の情動処理ネットワークと睡眠サイクルの連動にあります。人間が夢を見るのは主に浅い眠りであるレム睡眠(REM睡眠)の段階です。この時間帯、大脳皮質は記憶の整理と統合を行っていますが、同時に感情を司る「扁桃体(へんとうたい)」が活発に活動しています。

日中に強烈なプレッシャーや恐怖、抑圧された怒りを感じていると、自律神経の交感神経が夜間も高ぶったまま鎮静化しません。その結果、扁桃体が暴走状態となり、過去のネガティブな記憶の断片と結びついて生々しい悪夢を生成してしまうのです。

精神医学の臨床データでも、悪夢の急増は「脳の情動処理能力のキャパシティオーバー」を示すサインとして扱われます。一過性のものなら一時的なストレス反応で済みますが、連日続く場合は自律神経系や内臓機能、神経伝達物質の分泌異常が深く関与していると考えるのが妥当です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。