徳川家康が愛した東京十社・王子神社の隠された開運ご利益と穴場
明治天皇によって東京の鎮護と万民の安寧を祈願する神社として定められた「東京十社」。その一社に数えられる王子神社は、中世から江戸時代にかけて、武将や将軍家から絶大な信仰を集めてきた。平安時代末期、奥州合戦に向かう源義家が祈願し、見事に勝利を収めた伝説に始まり、江戸幕府を開いた徳川家康もまた、江戸城の北方を守る重要な聖地として再興に力を注いだ歴史を持つ。
一般的なパワースポット観光では「開運」や「厄除け」がクローズアップされがちだが、王子神社の真のご利益はそれだけにとどまらない。主祭神である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)の夫婦神が祀られていることから、縁結びや子育祈願、夫婦円満のご利益が特に強いとされる。さらに、現地を訪れた参拝者が驚くのが、境内奥に静かに佇む「関神社」の存在だ。ここは全国でも極めて珍しい髪の毛や頭髪に関する守護神であり、知る人ぞ知る限定穴場として、美容業界人や密かな悩みを抱える人々が絶え間なく訪れている。