天皇陛下の年収はいくら?内廷費のリアルな実態と手取りの真相
内廷費の定額「3億2,400万円」という金額は、実は平成8年(1996年)から現在に至るまで一度も改定されていない。30年近く据え置きが続いている形だ。
この金額を改定するには、内閣総理大臣、衆参両院の議長および副議長、最高裁判所長官、宮内庁長官、財務省幹部らで構成される「皇室経済会議」の審議を経たうえで、国会での議決が必要となる。国家財政が厳しい局面において、皇室関連費用の引き上げは世論や政治的な議論を呼びやすいため、歴代政権も極めて慎重な姿勢を崩していない。
結果として、近年の物価上昇や人件費の高騰に対して金額が固定されたまま推移しており、皇室内部での予算配分ややりくりには不断の工夫が求められている。