昭和の子供が震えたNhk人形劇のトラウマ的恐怖と謎を徹底解剖
一見するとポップで華やかなアドベンチャー作品に見える『プリンプリン物語』もまた、トラウマ作品として語り継がれる要素を多分に含んでいた。主役のプリンプリンを取り巻く世界には、独裁者ルチノーや謎多き世界的な武器商人ヘドロ、そして悪名高きランカー商会といった強烈なキャラクターが次々と登場した。
特に世界観の裏に潜む社会風刺や、不気味な背景音楽、奇抜で怪異な人形のデザインは、幼い心に不可解な不気味さを植え付けた。時としてホラー作品顔負けのダークな展開が見られ、単なる冒険譚にとどまらない人間の業や毒を容赦なく描いた演出が、今なお「忘れられない恐怖」として議論される要因となっている。