ガンダムの象徴「ハロ」の正体とは?アムロ自作の真相と歴代設定の謎
アニメ史に名を残すマスコットであるハロの正体は、単なる愛玩用トイにとどまりません。劇中における基本スペックは直径約40センチメートル、球形ボディに手足を収納し、大気圏内ではボールのようにバウンドしながら移動する自律型ロボットです。
作中設定資料および初期設定資料によると、ハロはアムロ・レイが完全にゼロから設計したものではなく、当時市販されていた「太陽系クラブ」製の組み立て式ロボットキットをベースに、アムロ独自の大幅なカスタマイズを施した機体とされています。
では、なぜアムロはハロの改造・自作に没頭したのでしょうか。その背景には、開発技術者として地球連邦軍の機密任務に追われ家庭を顧みなかった父テム・レイの存在と、母と離れてサイド7で一人暮らしを強いられていたアムロの極度の孤独感がありました。
対人関係に不器用だった少年が、自らの機械工学への情熱を注ぎ込み、対話相手兼セーフティネットとして作り上げたのが初代ハロだったのです。
初代ハロの機能・能力は極めて多彩です。簡単な日常会話や言葉のオウム返しはもちろん、内蔵カメラによる人物認識、簡易的な脳波(サイコミュ)測定機能まで備えていました。劇中ではフラウ・ボゥやカツ、レツ、キッカら子どもたちの遊び相手を務めつつ、ホワイトベース艦内を縦横無尽に跳ね回り、クルーたちの張り詰めた神経を和らげる重要な役割を果たしました。