【2026年最新リポート】地球の鼓動と美の競演――今「玄武洞 ミュージアム」が大人たちの知的好奇心を解き放つ理由
自然史のロマンと並び、このミュージアムのもう一つの大きな柱となっているのが、豊岡が世界に誇る伝統工芸「豊岡杞柳(きりゅう)細工」の展示だ。
コリヤナギという植物のしなやかな幹を編み上げて作られる杞柳細工は、奈良時代の正倉院宝物にも通じる古い歴史を持つ。館内には、職人が手作業で織りなす繊細なカゴや鞄、現代のライフスタイルに合わせたモダンなプロダクトが並ぶ。太古から続く地球の恵みと、人々が受け継いできた人間の技。この二つの「時間」が響き合う空間こそ、この館ならではの贅沢な魅力だ。