ワニの寿命は何年?「不老不死」の真相と100歳超え長寿個体の死因

ワニの寿命は何年?「不老不死」の真相と100歳超え長寿個体の死因の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ひとくちにワニと言っても、世界にはアリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科の3科に分かれる20種以上が存在し、その体格や生息環境によって寿命は大きく異なります。

世界最大の爬虫類として知られるイリエワニの平均寿命は、野生下で約70年前後と推測されています。同様にアフリカ大陸の水辺を支配するナイルワニの野生における寿命も50〜60年に達し、環境が整っていれば70年以上生き延びる個体も珍しくありません。

一方、ペットとしても流通することがある小型種・メガネカイマンの飼育下における寿命は約30〜40年と、大型種に比べるとコンパクトなライフサイクルを持ちます。それでも犬や猫といった一般的なペットと比べれば圧倒的な長寿です。

特筆すべきは、動物園での飼育下におけるワニの寿命が野生に比べて飛躍的に伸びる点です。野生のワニは幼体期に天敵に捕食されたり、乾季の飢餓や縄張り争いによる致命傷を負ったりと過酷な生存競争に晒されます。しかし、獣医師による健康管理と安定した餌の供給、温調設備が整った飼育環境では、多くの個体が70〜100年以上の天寿を全うします。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。