卵を割ったらヒヨコは本当に出る?噂の真相とスーパーの卵の秘密
万が一の異常卵が市場に出回るのを防いでいるのが、高度に自動化されたGPセンター(洗卵選別包装施設)の存在だ。ここでは透光検卵(検卵工程)と呼ばれる極めて精密なスクリーニングが行われている。
強い光を卵に透過させ、高速カメラと分光センサー、さらには超音波振動を用いて、内部に血斑(ブラッドスポット)や異物、殻の微細なヒビがないかを瞬時にスキャンする。日本養鶏協会の指針に則り、食品安全衛生業界が誇る世界トップクラスの検品ラインは、1時間に数万個という猛スピードで規格外の卵を容赦なく弾き出す。肉眼では見えない内部のわずかな濁りすら検知されるため、異変のある卵が消費者の手に届く余地はない。