【2026年ルポ】「家族を背負う覚悟はあるか」きょうだい児が直面する結婚の壁と、語られぬ偏見のリアル

【2026年ルポ】「家族を背負う覚悟はあるか」きょうだい児が直面する結婚の壁と、語られぬ偏見のリアルの特集記事をご紹介します。役立つ情報が満載です。

大手のマッチングアプリや婚活エージェントが一般化し、個人の価値観に基づくマッチングが進む2026年現在。しかし、結婚相談所の現場からは、依然として「きょうだい児」特有の課題が完全に拭えていないという実態が聞こえてくる。

ある大手ブライダルアドバイザーによると、プロフィールに家族の障害やケアの状況をどう記載すべきか悩む会員は決して少なくないという。早い段階で打ち明ければ交際自体を拒否されるリスクが高まり、後から明かせば「なぜもっと早く言わなかったのか」と不信感を買ってしまう。この二者択一の板挟みに、当事者たちは精神的に追い詰められていく。

さらに深刻なのは、きょうだい児自身が抱く内面化された罪悪感だ。「自分が幸せになっていいのだろうか」「実家に障害を持つ兄弟を残して、自分だけが家庭を築いていいのか」という無意識のブレーキが、婚活への積極性を削いでしまうケースも後を絶たない。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。