自然派が「種の森」に熱狂する理由とは?固定種・在来種の真価と評判

自然派が「種の森」に熱狂する理由とは?固定種・在来種の真価と評判とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

現在、市場に出回る一般的な野菜のタネの9割以上は「F1種(一代交配種)」と呼ばれています。F1種は生育スピードが揃い、収穫量が多く病気に強いという商業的な大メリットがある反面、収穫した野菜からタネを採っても翌年は同じ品質の野菜が育ちません。

これに対し、種の森が頑なに守り届けているのが「固定種・在来種」です。何世代にもわたり特定の地域や栽培者によって選抜され、形質が固定されたタネを指します。

固定種・在来種には、F1種にはない以下のような魅力が存在します。

・野菜本来の力強く奥深い風味:昔ながらのエグみや甘み、芳醇な香りがしっかりと感じられます。
・収穫時期の自然なバラつき:一斉に収穫を迎えるF1種と異なり、家庭菜園で長く少しずつ収穫を楽しめます。
・気候や土地への適応力:その土地の土壌環境に合わせてゆっくりとたくましく育ちます。

工業化された均一な農産物ではなく、多様性と自然の営みを取り戻す手段として、固定種・在来種は今まさに再評価のピークを迎えています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。