アディダスとナイキ併用は邪道か?Ngの背景と洗練ミックスの鉄則
「では、2026年現在もそのNGルールは有効なのか?」――答えは明確に「ノー」である。
現在のストリートファッションにおいて重要視されるのは、特定のブランドに対する忠誠心(ブランドロイヤルティ)ではなく、個々のアイテムが持つ質感や色彩、文脈をどう組み合わされるかという純粋なセンスだ。TikTokやInstagramを中心とした動画プラットフォームでは、アディダスのサンバやトラックパンツに、ナイキのテックフリースやスニーカーを違和感なくミックスしたスタイリング動画が爆発的な再生数を記録している。
「ブランドの犬」になることを嫌うZ世代や新世代のファッショニスタにとって、同じブランドで身を固める「全身ナイキ」「全身アディダス」のほうが、むしろ工夫がないコーディネートと捉えられるケースすら増えているのが現状だ。