台風16号の進路予想と直撃エリア!気象庁と米軍データを徹底比較
台風の進路予測において、国内の判断指標となるのが気象庁のアンサンブル予報だ。一方で、米軍合同台風警報センター (JTWC)が出す独自予測も、航空運用や海防の観点から非常に高い精度を誇る。現在、両者のシミュレーションを突合すると、上陸または最接近のタイミングについて数時間のブレが生じている。
気象庁が提示する確率円は、太平洋沿岸をなぞる北東寄りのコースを描く。一方、米軍合同台風警報センター (JTWC)のモデルは、やや西寄りの進路から急速に東へ転向するシナリオを弾き出した。この差は、上空の偏西風(ジェット気流)の蛇行具合と太平洋高気圧の退け方に起因する。接近のピークは週半ばと見込まれ、暴風域が沿岸部に達する時間帯の精査が急がれる。