Ifree日経225は新Nisaで買いか?信託報酬と潜む罠をプロが暴く
Q1:新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらで買うべきですか?
A1:本ファンドは両方の枠に対応しています。毎月の給与から自動で積み立てて複利効果を狙う場合は「つみたて投資枠」、相場の急落局面でまとまった余剰資金を一括投入したい場合は「成長投資枠」を活用するのが定石です。運用の目的や資金の性質に合わせて使い分けてください。
Q2:iFree日経225インデックスから分配金は出ますか?
A2:決算は年1回行われますが、原則として分配金を出さずにファンド内部でそのまま自動再投資する方針をとっています。これにより配当に対する課税を先送りし、雪だるま式に資産を増やす複利運用が可能になります。お小遣いのように毎月現金を受け取りたい人には不向きですが、資産形成の効率面では最も有利な仕組みです。
Q3:SBI証券と楽天証券ではどちらで購入するのが有利ですか?
A3:ファンド自体の運用リターンに証券会社ごとの違いはありません。ただし、保有金額に応じて付与されるポイントプログラム(SBI証券の「投信マイレージ」や楽天証券の「資産づくりポイント」)や、クレカ積立時の還元率に若干の差異があります。普段から楽天経済圏を活用しているなら楽天証券、三井住友カードやVポイントを活用しているならSBI証券というように、メインで使っている経済圏に合わせて選択するのが最も合理的です。
Q4:eMAXIS Slimの日経平均連動ファンドと迷っていますが、乗り換えるべきですか?
A4:信託報酬の表面的な差は年0.01%前後に過ぎないため、すでにiFree日経225を保有している方が、わざわざ課税口座で売却して乗り換えるメリットは薄いです。新規で積み立てを開始する場合で、極限まで低コストを追求したいのであればeMAXIS Slimを検討する価値はありますが、運用実績やトラッキングエラーの小ささにおいてiFreeが大きく劣っているわけではありません。