ベイビーステップ最終回がひどい理由と打ち切り疑惑の真相を徹底解説
『ベイビーステップ』の最終回(第47巻・第455話)がこれほどまでに物議を醸している背景には、物語のクライマックスにおける「あまりにも唐突な幕引き」があります。
主人公の丸尾栄一郎は、几帳面なノート分析と愚直な努力を武器に、高校生から始めたテニスで驚異的な成長を遂げました。全日本ジュニア優勝、プロ転向、海外遠征、グランドスラム下部大会(チャレンジャー大会やフューチャーズ)への参戦とステップアップを重ね、47巻では日本代表として「デビスカップ」に出場。強豪国のトップ選手と互角以上に渡り合うまでに進化していました。
しかし、衝撃のラストシーンは以下のような形で描かれます。
デビスカップでの激闘を終え、世界ランキングを着実に上げながら世界の頂点(グランドスラム本戦)を目指して再びコートへ向かうエーちゃん。ヒロインである鷹崎奈津(なっちゃん)との関係も良好なまま、これまでのライバルたち(江川逞、難波江優、荒谷寛、池爽児など)のその後が数コマずつダイジェストのように描かれ、最後はエーちゃんがサーブを打つ瞬間のモノローグとともに「丸尾栄一郎の挑戦はここから始まる」という趣旨のメッセージで突如完結を迎えました。
世界ランキング1位やグランドスラム優勝という明確なゴールを描くことなく、まさに「これからプロとして世界へ羽ばたく」というスタートラインに立った瞬間で連載がストップしてしまったのです。