本場バターチキンカレーの真実|甘い日本の味と違う誕生秘話と再現レシピ

本場バターチキンカレーの真実|甘い日本の味と違う誕生秘話と再現レシピの全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

2026年現在、専門スパイス店やオンライン通販の普及により、日本国内でもカスリメティやカシミールチリ等の入手が容易になりました。一般的な家庭のキッチンで、本場デリーの名店に匹敵するムルグマッカニーを再現するための完全工程を解説します。

【材料(4人分)】
・鶏もも肉(または胸肉との混合):500g
・(マリネ液)プレーンヨーグルト:100g、すりおろし生姜・にんにく:各1片分、レモン汁:大さじ1、塩:小さじ1、チリパウダー:小さじ1、ガラムマサラ:小さじ1/2
・トマトピューレ(または裏ごし完熟トマト缶):400g
・無塩バター:40g
・生クリーム(乳脂肪分35%以上):60ml
・カシューナッツ:30g(ぬるま湯でふやかしてペースト状に撹拌)
・カスリメティ:大さじ1〜2
・砂糖(またはハチミツ):小さじ1(酸味の角を取る程度)
・ホールスパイス(カルダモン3粒、シナモンスティック1/2本、クローブ3粒)

【調理手順】

ステップ1:チキンのマリネと強火グリル
一口大に切った鶏肉をマリネ液に最低2時間(できれば一晩)漬け込みます。魚焼きグリルまたは230℃に予熱したオーブンで、「表面にしっかりと黒い焦げ目がつくまで」強火で香ばしく焼き上げます。フライパンではなく網焼きにすることで余分な水分が落ち、タンドール窯特有のスモーキーフレーバーが再現されます。

ステップ2:ベースソース(マッカニーグレイビー)の構築
深鍋にバターの半量(20g)を熱し、ホールスパイスを炒めて香りを油に移します。トマトピューレを加え、中火で水分が完全に蒸発し、ペースト状になって油がじんわりと分離してくるまで約10分間しっかりと炒め煮にします。ここでトマトを焼き付けるように煮詰めることが、コクを生む最大の秘訣です。

ステップ3:ナッツペーストとスパイスの融合
火を弱め、カシューナッツペーストとパウダースパイス、塩を加えます。全体が滑らかに馴染んだら、少量の水(100〜150ml程度)を加えて濃度を調整し、弱火で5分ほど煮込みます。

ステップ4:チキン投入と仕上げのカスリメティ
グリルしたチキンを肉汁ごと鍋に投入し、生クリームと残りのバター、砂糖を加えます。弱火で5分ほど馴染ませたら、フライパンで軽く乾煎りして手のひらで揉み潰したカスリメティをたっぷりと振り入れます。火を止め、蓋をして2分間蒸らし、ハーブの香りをソース全体に閉じ込めて完成です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。