大人の「おたふく風邪」症状と腫れ方写真|危険な合併症と出勤停止基準

大人の「おたふく風邪」症状と腫れ方写真|危険な合併症と出勤停止基準にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

耳の下の腫れや痛みを感じた際、受診先の診療科(内科・耳鼻咽喉科)の選定で迷う方は少なくありません。

基本的には、大人の全身症状を幅広く診察できる一般内科、または唾液腺疾患の専門知識とファイバースコープ検査設備を持つ耳鼻咽喉科を受診してください。なお、受診前には必ず医療機関へ電話を入れ、「おたふく風邪の疑いがある」旨を伝えて発熱外来や別室待機などの感染対策指示を仰ぐのがマナーです。

男性で睾丸に強い腫れや痛みがある場合は泌尿器科、女性で激しい下腹部痛がある場合は婦人科への対診が必要となります。

現在、ムンプスウイルスそのものを直接退治する抗ウイルス薬(特効薬)は存在しません。そのため、医療機関では苦痛を緩和する高熱・痛みの緩和と対症療法が治療の中心となります。

  • 解熱鎮痛薬の処方:アセトアミノフェンやロキソプロフェン(ロキソニンなど)を用いて、38〜40℃の高熱と耳下腺の激痛を抑える。
  • 患部の冷却:冷湿布や濡れタオルで耳の下を優しく冷やす(氷嚢などで急激に冷やしすぎないよう注意)。
  • 食事の工夫:唾液腺を刺激する酸味の強い食品(柑橘類、酢の物)や硬い食べ物を避け、喉越しの良いゼリー、おかゆ、プリン、うどんなどを中心に水分補給を徹底する。
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。