韓国サッカーW杯の激闘史と現在!2002年真相から2026年最新まで
2002年のような開催国アドバンテージという疑念を完全に払拭し、純粋な戦術的勝利として世界を唸らせたのが、2018年ロシア大会グループリーグ第3戦のドイツ戦でした。初戦のスウェーデン、第2戦のメキシコに連敗し、すでに敗退濃厚と目されていたシン・テヨン率いる韓国代表が、大会連覇を狙うFIFAランク1位の絶対王者ドイツを2-0で粉砕したのです。
この試合の最大の勝因は、徹底した「超低重心ブロックと鋭利なカウンターアタック」でした。ボールポゼッションを放棄し、自陣ペナルティエリア付近に強固な壁を築いた韓国は、ドイツの単調なサイド攻撃をことごとく跳ね返しました。なかでも、後に世界的な脚光を浴びることになる守護神チョ・ヒョヌの神がかった連続セーブがチームに勇気を与え続けました。
後半アディショナルタイム、キム・ヨングォンが泥臭く押し込んだ先制点。そして前線へ攻め上がっていた相手GKノイアーのボールを奪い、ソン・フンミンが約50メートルを全力疾走して流し込んだ決定打は、ロシアW杯屈指の名シーンとして世界中のハイライトを飾りました。
英『BBC』は「ドイツを奈落の底へ突き落とした韓国の不屈の魂」と絶賛し、米『ESPN』も「W杯史上最大の番狂わせの一つ」と速報。グループ敗退が決まった試合であったにもかかわらず、王者ドイツを道連れにして最下位に沈めたこの劇的勝利は、韓国サッカーが持つ「窮地に追い込まれた際の爆発的な団結力」を世界に再認識させる一戦となりました。