【2026年最新住宅トレンド】「ふき ぬき」は寒くて電気代が高い? 高断熱化で大化けした開放的空間の真実
床面積を減らして空間を大きく穿つ構造は、建物の耐震性能に悪影響を及ぼすのではないかという懸念の声も根強い。実際、一昔前までは「床組の水平構面が減るため、地震の揺れに弱くなる」という構造上のデメリットが存在した。
しかし、近年の構造解析技術の進化と高強度LVL材や鉄骨ハイブリッド構法の普及により、その問題は完全に解決されている。許容応力度計算を全棟で実施し、耐震等級3(最高ランク)を維持したまま、縦横に大きく広がる自由度の高い大空間を設計することが可能となった。地震の多い日本において、安全性と意匠性を高いレベルで両立できる時代が到来している。