標高1,500メートルの覚醒:2026年、黒部ダムが切り開く再生エネルギーと超秘境観光の最前線
1963年の完成から60年以上が経過したコンクリート構造体。過酷な寒冷地にあって、これほど巨大な構造物をいかに維持管理していくかは、日本の高度成長期インフラにおける最大のテーマの一つだ。
現在、水面下や高所壁面の点検には、自律走行型の水中ドローンやAI画像診断技術が全面的に投入されている。人間の目が届きにくい微細なクラックや水圧による構造変化を早期に察知し、未然に補修を施す「予防保全」へのアプローチにより、次の100年を見据えた長寿命化対策が静かに推進されている。