ニトリ麻生店の真実!発祥の地・1号店の歴史と2026年最新動向
ニトリの歴史を語る上で外せないのが、1967年に札幌市北区で産声を上げた「似鳥家具店」、そして1973年に本格的なショールームとして構えられた「麻生店」の存在です。創業者・似鳥昭雄氏が弱冠23歳で創業した小さな家具店は、当初は資金難や競合との激しい争いに直面していました。
転機となったのは、創業者がアメリカ視察で目の当たりにした豊かな住空間と、チェーンストア理論の衝撃でした。「日本の住宅にも、手頃な価格でコーディネートされた家具を届けたい」という強烈な志が芽生え、麻生店を舞台に独自の流通改革と価格破壊への挑戦がスタートしたのです。
当時の家具業界では考えられなかった「自社仕入れ・中間マージン削減」の実験は麻生店から始まり、後の製造物流小売業(SPAモデル)の基礎を築きました。地元・札幌市北区の住民にとって、麻生店は単なる買い物先ではなく、暮らしが豊かになっていく時代そのものを象徴するランドマークでした。