24時間眠らないサブカルの熱狂:なぜ今、世界中のコレクターが埼玉・川越へ集結するのか【2026年現地ルポ】
近年目立つのは、SNSや海外のアニメコミュニティで情報を得てやってくる外国人旅行者の姿だ。観光バスやレンタカーを仕立てて川越へ乗り込む姿も珍しくなくなった。
彼らが求めているのは、洗練された都心のセレクトショップではなく、雑多でカオスな日本の「リアルなサブカルチャーの現場」だ。日本語のラベルが貼られたままの中古CDや、当時の雰囲気を残す駄菓子コーナー、ゲームセンターエリアの熱気など、空間全体がひとつの体験型アトラクションとして認知されている。
日本のポップカルチャーが世界的なメインストリームとなる中で、その源泉である「リユースとサブカルの交差点」を体感できる場所として、川越のこの店舗は一種の聖地巡礼ルートに組み込まれている。