主訴とは?医療・看護での意味や現病歴・受療動機との違いを徹底解説

主訴とは?医療・看護での意味や現病歴・受療動機との違いを徹底解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

Q1:主訴はカルテに複数書いてもよいのでしょうか?
A1:原則として主訴は1つ、多くても2〜3つまでに絞り込むのが標準的なルールです。主訴が多岐にわたると、診療の優先順位や鑑別診断の焦点がぼやけてしまうためです。複数の不調がある場合は「最も困っている症状」を主訴とし、他の付随する症状は現病歴(PI)や自覚症状欄に整理して記載します。

Q2:主訴と現病歴の書き分けで一番大切なルールは何ですか?
A2:主訴は「現在の最も強い訴えの結論(見出し)」、現病歴は「そこに至るまでの時系列のストーリー」と捉えることです。主訴には詳細な経過を書かず、一言で「右膝の痛み」と書き、現病歴欄に「2週間前より歩行時に痛みが出現し、昨日階段を降りる際に急激に悪化」と時系列で記述します。

Q3:介護のケアプランや心理カウンセリングにおける主訴の特徴は?
A3:医療現場の主訴が「身体的症状」中心であるのに対し、介護や心理領域では「生活上の困難」「精神的苦痛」「本人の希望(デマンド)」が主訴になります。介護保険のケアプラン作成では、利用者本人の主訴と家族の主訴(介護負担の軽減など)が食い違うことが多いため、双方の訴えを分けて把握・記録することが不可欠です。

Q4:歯科衛生士が患者から主訴を聞き取る際のポイントは?
A4:歯科における主訴は「痛み」「腫れ」だけでなく、「詰め物が取れた」「口臭が気になる」「見た目を白くしたい」など多岐にわたります。痛む部位だけでなく、「いつ痛むか(冷温水痛・咬合痛・自発痛)」を具体的に掘り下げて記録し、歯科医師の確定診断へスムーズに繋げることがポイントです。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。