メジャー全30球団の現在地!大谷翔平ら頂点争いと球団再編の深層
スタジアムの外側に目を向けると、プロスポーツ産業としてのメジャーリーグは大きな地殻変動の渦中にある。アスレチックスのラスベガス移転計画に伴う暫定本拠地でのプレーや、将来的な32球団への拡張(エクスパンション)構想は、各地区の勢力図や移動距離の負担を根本から変えてしまう可能性を秘めている。
球場建設を核とした都市再開発、地域密着型ビジネスの刷新、そして贅沢税(CBT)ルールを巡るオーナー陣の思惑。純粋な白球の行方の裏には、何億ドルものマネーと戦略が渦巻いている。球団経営の成否がグラウンドの補強予算にダイレクトに跳ね返る現代野球において、フロントオフィスの経営手腕を注視することは、チームの将来性を占う上で欠かせない視点だ。