ギズモの飼育3原則と禁断の裏設定!世界を欺いたモグワイの真実
映画制作の初期段階において、映画史を大きく揺るがす重大なプロット変更が存在した。実は当初の脚本では、主人公ビリーの愛すべき相棒ギズモ自身が真夜中にチキンを口にし、モヒカン頭のリーダー格グレムリン「ストライプ」へと変態する予定だったのだ。
物語の中盤で無垢なペットが怪物へと姿を変え、クライマックスでビリーの手によって退治されるというショッキングな結末。しかし、アンブリンのオフィスでギズモの造形試作を目にしたスティーヴン・スピルバーグが、その圧倒的な愛らしさに直感的な確信を抱いた。「観客はこの生き物を絶対に愛する。最後までビリーの相棒として共闘させるべきだ」。
スピルバーグの一声により脚本は急遽リライトされ、ギズモは独立した善良な個体として生き残ることが決定した。もしこの英断がなければ、ギズモはただのトラウマキャラクターとして消費され、映画界屈指のマスコットとして愛され続ける未来は訪れなかったに違いない。