花と光が織りなす絶景の全貌!混雑を避けて巡る花のテーマパーク
はままつフラワーパークを語る上で欠かせないのが、日本初の女性樹木医として知られる塚本こなみ氏の存在だ。あしかがフラワーパークの大藤移植を成功させた立役者である彼女が、公益財団法人浜松市花みどり振興財団の理事長に就任して以来、この場所は劇的な変貌を遂げた。かつて来園者数の低迷に悩んでいた施設は、徹底した土壌改良と植栽デザインの刷新により、世界水準の植物園へと生まれ変わったのである。
塚本氏が掲げた哲学は「植物ファーストでありながら、人を最大限に感動させるランドスケープ」。例えば、桜の足元に咲き乱れるチューリップは、桜の根を痛めない絶妙な配置と開花時期の精密なコントロールによって実現している。専門スタッフが日々丹精込めて手入れを行う花壇の端々に、植物への深い敬意と職人技が宿る。ただ綺麗な花を並べるのではなく、自然の生命力が放つダイナミズムを体感できる設計こそが、リピーターを惹きつけてやまない理由だ。