ピーマンの栄養は加熱で壊れない?種とワタの驚異的効果と賢い食べ方

ピーマンの栄養は加熱で壊れない?種とワタの驚異的効果と賢い食べ方に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

ピーマンを調理する際、ヘタと一緒に種やワタをきれいにくり抜いて捨ててしまう方が大半かもしれません。しかし、栄養の観点から見れば、それは「最も価値ある薬効成分」をゴミ箱に放り込んでいるようなものです。

ピーマン独特の青々とした香りの主成分は「ピラジン」と呼ばれる芳香族化合物です。このピラジンは果肉よりも種やワタ、ヘタの付け根部分に圧倒的に多く蓄積されています。

ピラジンには血液の凝固を防いでサラサラにし、毛細血管を拡張させて血流を劇的に改善する効果があります。脳梗塞や心筋梗塞といった血栓症の予防はもちろん、冷え性の改善や薄毛・抜け毛の予防、さらにはリラックス効果による自律神経の安定まで期待されています。加えて、ワタの部分には果肉の数倍ものカリウムが含まれているため、むくみ対策にも直結します。

丸ごとじっくり蒸し焼きにしたり、細かく刻んでハンバーグのタネに混ぜ込んだりすることで、苦味や違和感を感じることなく、種とワタの驚異的な栄養を余さず体内に取り込めます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。