桑原彰が明かす脱退の真相と現在地|独占取材で迫る新始動の全貌
新海誠監督とのタッグで社会現象を巻き起こした『君の名は。』や『天気の子』は、RADWIMPSを国民的バンドへと押し上げた。映画音楽という緻密なスコアメイクが求められる現場で、バンドの制作スタイルは劇的に進化していく。続いて手掛けた映画『余命10年』やNetflix配信作品の劇伴制作など、スクリーンと共鳴する音響空間の構築は世界的な評価を獲得した。
Spotifyのグローバルチャートを駆け巡り、世界中のリスナーが彼らの楽曲を再生する。だが、ストリーミング時代の凄まじい成功の裏で、制作現場のデジタルシフトと分業化は加速していた。生々しいアンプの箱鳴りや直感的なセッションを信条とする桑原にとって、スクリーン越しの緻密なデータ構築作業が日常化していくスタジオは、かつて情熱を燃やしたガレージの熱気とは異なる空気を帯びていたのかもしれない。