名盤ビーナス・アンド・マーズ徹底解剖!制作秘話と今聴くべき真価

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音楽ファンの間では常に議論の対象となるのが、前作『バンド・オン・ザ・ラン』と本作『ビーナス・アンド・マーズ』の音楽性・制作体制の差異です。客観的なチャート実績やレコーディング条件を比較することで、本作が持つ独自の立ち位置が浮き彫りになります。

項目『バンド・オン・ザ・ラン』(1973年)『ビーナス・アンド・マーズ』(1975年)編集部の見解・評価主要チャート最高位米1位(3回返り咲き) / 英1位米1位(連続1位) / 英1位前作の熱狂をそのまま引き継ぎ、初動から圧倒的な商業的成功を記録。バンド編成体制3人(ポール、リンダ、デニー)
※ドラムもポールが演奏5人(ジミー、ジョーが正式加入)
※専任ギタリスト&ドラマーポール単独のマルチ録音から、有機的なバンドアンサンブルへ完全移行。録音スタジオナイジェリア・ラゴス / ロンドンアビイ・ロード / ニューオーリンズ機材トラブルに苦しんだ前作に対し、本作は名門スタジオの芳醇な響きを獲得。アルバムの方向性脱出・自由をテーマにしたドラマ性大規模ツアーを意識したショー演出個々の楽曲の粒立ちとエンターテインメント性において本作が一歩リード。
渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

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