戴冠式の真実とは?聖油の秘密と王冠の価値・即位の礼との違いを解剖

戴冠式の真実とは?聖油の秘密と王冠の価値・即位の礼との違いを解剖についての最新情報をお届けします。

Q1:戴冠式を執り行わないと、正式な国王として認められないのですか?
A1:法的には、戴冠式を行わなくても即位の瞬間に完全な国王としての統治権・大権が発生します。過去のエドワード8世のように、即位したものの戴冠式を行う前に退位した国王も存在します。戴冠式は法的要件ではなく、正統性を宗教的・国民的に宣明するための国家的祝祭儀礼です。

Q2:なぜ王冠は複数存在するのですか?
A2:用途と物理的重量の違いによるものです。戴冠の瞬間のみに使われる「聖エドワード王冠」は純金製で約2.23kgと極めて重いため、儀式後の行進や議会開会式などの公務では、より軽量(約1.06kg)で実用的な「大英帝国王冠」に着用し直されます。

Q3:一般人が戴冠式で使われる王冠や宝物を見ることはできますか?
A3:可能です。戴冠式で使用されるレガリア一式(クラウン・ジュエル)は、儀式で使用されていない期間、ロンドン塔内の「ジュエル・ハウス」に厳重に保管されており、一般の観光客でも見学することができます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。