耳をすませばロケ地の聖蹟桜ヶ丘へ!地球屋と名坂道を巡る感動の旅
『耳をすませば』は公開から数十年の歳月が流れた現在も、色褪せるどころか新たなファンを獲得し続けている。日本テレビ系『金曜ロードショー』での定期的な放映は、放送のたびにソーシャルメディアのトレンドを席巻し、思春期の夢や淡い恋心に胸を焦がす視聴者の声を呼び起こす。
さらに世界的な動画配信サービスであるNetflixなどを通じた海外配信により、国境を越えて聖地を訪れるインバウンド旅行者も急増した。作中に登場する猫の男爵・バロンの物語が後にスピンオフ作品『猫の恩返し』へと結実し、さらには松竹配給によって10年後の物語を描いた実写映画が製作されるなど、IPとしての広がりはとどまるところを知らない。
単なるノスタルジーにとどまらず、進路に悩み、自己表現に苦闘する若者の普遍的な成長物語として、現代の青春映画のトップランナーであり続けていることが、ロケ地へ足を運ばせる強い原動力となっている。