もうめんつゆに戻れない!そうめん×ポン酢ごま油の極上黄金比
このブームは、調味料・加工食品産業のマーケティング戦略にも大きな転換を迫っている。
「味ぽん」でおなじみの株式会社Mizkanは、鍋物需要が落ち込む夏季の最重要施策として、麺類へのポン酢直がけ提案を大々的に展開。さっぱりとしながらもコクのある味わいを訴求し、夏場のポン酢需要を力強く牽引している。
また、かどや製油株式会社をはじめとする油脂メーカーも、焙煎ごま油の豊かな香りと抗酸化成分であるセサミンの健康価値を前面に押し出し、夏のスタミナ維持と結びつけた提案を加速させている。スーパーの麺売り場には今や、めんつゆの隣にポン酢とごま油がクロスマーチャンダイジングで並ぶ光景が日常化した。調味料メーカー同士の垣根を越えた相乗効果が、消費の現場で起きている。