【2026年最新ルポ】「下請け」の時代は終わった——日越関係が迎えた「対等な技術共創」と次世代パートナーシップの衝撃
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環境分野における両国の連携も、実利的なフェーズへと突入した。日本が提唱する「アジアゼロエミッション共同体(AZEC)」構想において、ベトナムはその試金石であり最大の推進国となっている。
経済成長に伴う極めて強い電力需要を抱えるベトナムに対し、日本側は液化天然ガス(LNG)へのスムーズな移行支援や、洋上風力発電、バイオマス発電といった再生可能エネルギーの導入技術を提供している。スマートグリッドの構築や送電網の近代化プロジェクトには、日本のインフラ企業が多数参画中だ。
脱炭素の推進は単なる環境対策にとどまらない。炭素国境調整措置(CBAM)などの国際的な規制をクリアし、ベトナムの輸出競争力を維持するための戦略的投資として、日越のグリーンパートナーシップは極めて重要な意味を持っている。