小島瑠璃子の夫・北村功太氏が仕掛けるヘリウムガス事業の真相
ヘリウムを巡る国際情勢はここ数年で激変した。主要産出国である米国やカタール、ロシアの政情やプラント事故によって、幾度となく「ヘリウムショック」と呼ばれる深刻な供給不足が発生してきた。資源エネルギー産業において、日本のようにほぼ全量を輸入に頼る国にとって、調達ルートの多角化は国家レベルの急務だ。
ここに目を付けたのが北村氏の慧眼といえる。既存の大手商社が押さえるメガサプライチェーンの隙間を縫い、独自の調達ネットワークを開拓することで、国内の医療機関やハイテク工場に向けた安定供給ルートを構築する。莫大な初期投資と輸送インフラの確保がハードルとなるが、供給が逼迫する局面では利益率が跳ね上がる。リスクの裏にある莫大なアップサイドを見越した勝負手だ。