あわじ結びの意味とは?結婚祝い・お見舞いのマナーと使えないNg場面
あわじ結びは慶事だけでなく、病気のお見舞いや葬儀・法要といった弔事の場でも極めて重要な役割を果たします。
病気や怪我のお見舞い、あるいは退院時の「快気祝い」にあわじ結びを用いる理由は、「病気や災難は二度と繰り返してほしくない」という明確な願いを込めるためです。お見舞いの際は「紅白の結び切り」または「紅白のあわじ結び」を用い、熨斗(のし=右上の飾り)が付いていない金封を選びます(熨斗は生ものの象徴であり、病気を伸ばす・引き延ばすとして避ける習わしがあります)。
また、通夜や告別式に持参する香典(不祝儀袋)にもあわじ結びが多用されます。
- 不祝儀での配色:黒白、黄白、双銀(銀一色)、双白などの落ち着いた水引を用います。
- 弔事での意味:「悲しい出来事が一度きりで終わりますように」「故人の魂が安らかに結ばれますように」という追悼の念を示します。
このように、あわじ結びは水引の色と熨斗の有無を変えることで、歓喜の結婚祝いから厳粛な弔事まで幅広く対応できる非常に合理的で奥深い結び方です。